相続で揉めるのはお金持ちだけの話じゃありません!

「相続で揉めるのはお金持ちの話でしょ?
うちには大した財産ないからもめることはないです。」
ってお話よく聞きますが、そのお考えはちょっと危険です。

家庭裁判所によると、相続の争いが最も多いのは不動産等も含む全財産、5000万円以下の一般家庭の層が多いのです

この記事では、相続で揉めやすい事例と揉めないように事前の対策を行政書士ががわかりやすく解説します。
1つでも心当たりのある方は最後まで読んでいただけると嬉しいです。

目次

相続で揉める事例

相続の手続きは基本的に2つの方法で行います。
1.遺言書の通りに手続きをする
2. 遺言書がなければ遺産分割協議書を作成して手続きをする。

遺言書があれば遺言書に書いてある通りに手続きをするだけなので問題ありませんが、
問題は遺言書がない場合。遺産分割協議書は相続人全員で話し合い、署名捺印して作成する必要があるのです。

ここで問題となるのか遺産分割協議の際に発生する揉めポイントです。

事例1 相続人間のコミュニケーション不足

遺産分割協議書を作成する際に相続人全員が集まって話し合いをしますが、相続人のコミュニケーションがうまくいかなければ話し合いがまとまりません。揉めポイント、具体例は・・・

・相続人が集まらず話し合いが進まない。(例:相続人が県外や海外に住んでいる)
・会ったことのない相続人がいる。(例:被相続人に離婚歴があり前配偶者との間のお子さんが相続人の場合)
・相続人同士仲が悪い。(例:兄弟の仲が悪い、疎遠である)
・相続人ではない人が口を出してくる。(例:相続人の配偶者が分割協議に口出しをして進まないこと多いです。)
・相続人が多くなりすぎて疎遠な親戚に連絡を取らなければいけない。(例:不動産の相続手続き放置で相続人の数が増えた。)

事例2 分配される財産が不公平

財産のほどんどが不動産の場合、財産の分配に公平性が保てず揉めやすいです。
不動産はすぐに売却する予定がなければ、共有名義にすることは避けたほうがいいと言われています。
そうすると、相続財産が不動産と少しの預金のみとなった場合、分ける財産の割合に偏りが出て揉めるのです。

相続人が複数いて、誰かが異議あり!と言って話し合いが進まないといつまでも相続手続きができません。

事例3 相続放棄は3カ月以内

相続する財産はプラスの財産とは限りません。
マイナスの財産(借金、ローン等)がある場合はそれも同時に相続します。
相続してしまうと、亡くなった方の代わりにローンや借金の返済をしなければいけません。

プラスの財産とマイナスの財産を比較してマイナスの財産が多い場合は相続放棄の手続きをすればいいのですが、
その手続きは相続開始の時から3カ月以内にしなければいけません。

亡くなった方がどんな財産を持っているのか、誰が相続人なのか、調査する時間を含めたら本当に時間がないですよね。
対策をしておかないと相続人に迷惑をかける事になるかもしれません。

相続が争続にならないための対策

相続で揉める事例を見てきましたが、お金持ちだけに起こる出来事ではないですよね。
自分が亡くなった後、相続人となる家族が不仲になるなんて誰も望んでいないと思います。

ちょっとした対策で揉め事を減らすことが出来ます。

対策その1 遺言書を書く

先ほどもお伝えした通り、遺言書があれば相続人が集まって話し合う遺産分割協議をする必要はありません
自分の財産を整理して、どの財産を誰に相続させるとあらかじめ決めて、遺言書に書いておけば相続人は不毛な争いをすることなく済みます。

また、財産の分配も遺言書で指定されていたら少し不公平感を感じたとしてもお亡くなりになった方の遺志であると思えば相続人も納得するはずです。

対策その2 エンディングノートを書く

是非エンディングノートを書いて下さい。
エンディングノートには財産を記入する欄がありますが、そこにマイナスの財産も記入して下さい。

遺された方の為にも自分の財産を整理して1冊のノートにまとめておいて頂く事で本当に助かるんです。

エンディングノートだなんて縁起でもない!
ってのは一昔前の話です。今ではあちこちで終活セミナーも開催され、沢山の方が集まって熱心に講座を聞かれてます。

対策その3 対策する最適な時期とは

それは正しく今です。これを機に取り掛かって頂きたいです。

なぜかと言うと、遺言書は一度書いても書き換えが可能です。今の段階で一度作成しても数年後また書き換えが可能です。
そして、人はいつどうなるかわかりません。エンディングノートで自分の事を整理しておくことは早めがおすすめです。

それでもまだ迷っている方は、70歳を目安にしてみてください。

ポイントは、元気なうちに準備と対策する事と1人で抱え込まないこと。

遺言書やエンディングノートを作成するにあたって、色んな資料を集めたり整理したりする時間がかかります。
元気なうちに始めることで万全な対策をする事が出来ます。

そして、是非これを機にご家族としっかり話してみてください。
会話をすることでお互いの考えを知ることが出来ます。

法律的なアドバイスを聞いてみたい、相談できる人がいないという方は是非私にお話を聞かせて頂ければと思います。

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まとめ

・相続で揉めるのはお金持ちだけの話じゃない
・一般家庭ほどしっかり対策を
・対策は遺言書とエンディングノートで解決
・対策は70歳になったらはじめる
・準備・対策は元気なうちに、1人で抱え込まないで

相続の準備は早めに始める事で対策出来る幅が広がります。
当事務所では無料相談会を随時実施していますので、お気軽にお問合せ下さい。



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